修繕積立金とは何なのか?

マンションの共有スペースの維持管理するための費用が管理費、簡単な例を挙げればエレベーターなどの定期点検などが該当します。そして、マンションという建物を維持するために修繕する工事を行うための費用のことで、簡単な例を挙げれば、屋上の防水が劣化したため漏水する前に修繕する費用はここから賄います。

社会問題となっている修繕積立金不足と積立金が高くなる要因

基本的に管理会社が長期にわたる修繕計画を立て、その費用を試算して毎月に割り当て、月々の支払いを決定します。しかし、その見込み以外の部分の修繕が発生したり、建物をよくするためにグレードアップさせるなどの、計画当初に見込んでいない工事が発生したりする場合があり、結果修繕費用が不足する要因につながります。

修繕積立金の値上げを抑制する対策

修繕積立金の積立方式には、大きく分けると均等積立方式、段階増額積立方式、一時金徴収方式の3つがあります。マンションを購入する際は、どの方式に該当するのかをよく確認しましょう。そして、値上がりを抑制するためには、マンションに収益は望めませんので、支出を抑える方法しかありません。

マンションの管理費と修繕積立金の違い

修繕積立金とは、分譲マンションの共有スペースや外壁、屋上などの建物の修繕や改修工事をしなければならない時期までに試算した工事費を積み立ておく資金のことを指します。これは、マンション特有ではなく、戸建て住宅でも大規模な修繕工事は必要となります。ただ、戸建ての場合するしないの判断は家主に委ねられるため、漏水する住宅でも資金がなければ、できないということで放置することも可能ですが、マンションでは個人の意見だけでは工事するしないの判断はできません。

修繕工事は建物の規模や住戸数にもよりますが、マンションであろうと戸建てであろうと、10年~15年を目安に建物を大規模な修繕する必要があります。そのため、マンション購入後は管理会社が長期修繕計画というものを作成し、長期間にわたる試算をし、その総額を分割して月々の積立金額を定めます。

修繕積立金とは別に管理費というものがかかりますが、修繕積立金と管理費は別な目的です。管理費は共有スペースの機会設備の保守メンテや管理を行うために必要な資金です。簡単な例を挙げるならば、エレベーターなどの月1回行われる定期点検の費用や共用スペースの清掃費、管理人さんのお給料などが該当します。それではもう一つの修繕積立金は外壁の改修工事費、屋根や屋上などの防水などの修繕工事費、給排水管の取り替え工事費、地震や台風になどの天災による被害の修繕費、宅配ボックス、メールボックス、駐車場、駐輪場の増設や交換などの共用部分を変更する場合の工事費などが該当します。